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稽古場ブログリレー⑯

  • 劇団くるめるシアター
  • 2019年2月3日
  • 読了時間: 2分

本日のブログを担当します、役者の立石です。


役者の立石ですと名乗ってみました。すごいね。一言名乗ってしまえば役者という地位から物を書いているかのような気分になる。悪い気はしない。名乗るの悪くない。虎の威を借る狐って感じで悪くない。役者と名乗ると、その一言じゃ自分の全ての面を表しきれていない、なんてかっこいい人もあるだろうけれど、逆に自分が持っていないものを、さもあるかのよう振舞うことができる気がする。役者という言葉がもつ、サラリーマンでない感じとか、感受性の豊かさとか、芸術性とか、なんか奔放な感じとかを、当然備えてますけどって気持ちでいることができる。虎の威借ってる。へなちょこにはとても便利なことである。


本体はへなちょこである。本体って僕のことである。お金の管理は碌にできないし、目覚まし時計は起きる30分前から5分置きにかける。一重。ものはよく無くすし、無くしたら最悪アマゾンで買えばいいかと思っている。パソコンはワードしか使わない。ゲームは中学生になるまで友達の家でしかやったことない。基本的に杜撰。そのくせ小心者なので目覚まし時計は起きる30分前から5分置きにかける。安全な人生を歩みがちなつまらないものですということが、なんとなくわかるのではと思う。一言で言えば、やっぱりへなちょこだと思う。


ここにきて自分は何を書いているのだろうと我にかえった。こんなへなちょこが出るようなお芝居を観たいって思ってもらえるのだろうか。宣伝なのにこれ。逆に観たくなるほどへなちょこでもない点が、真にへなちょこだと言える。

よかった、最初に役者の立石ですと名乗っておいて。だって役者だぜ俺。役者役者。へなちょこがばれないように頑張ります。よろしくお願いします。




写真は僕ではありません。


詳細

https://stage.corich.jp/stage/96651

予約

http://ticket.corich.jp/apply/96651/024 (立石扱い)




船長役 立石隼三/31期

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